タイロンのブログ
人生ポタリング。自転車と仲間の愉快な日常
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青海島遊覧船と金子みすゞの町


年に一度くらいは夫婦で旅行に行こうという具合なんですよ。




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で、今回の旅先は山口県長門。

何度も通り過ぎた事はありますが、じっくり訪れるのは始めて。


まずは青海島遊覧船へ。

ガルウィングのようなドアがステキ♪




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ドッピ~カンな秋晴れ。 そして波も瀬戸内並に穏やか。

小振りな船は、軽快に波を蹴って進みます。




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運良く一番前の席をゲット出来ました。

しかも夫婦で左右の席に一人ずつ座るという贅沢さ。(^^)




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・・って、  うおい!(爆)




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夜勤明けで休みなく高速運転してきた私が元気にキョロキョロしてるのに、いきなり寝るか?普通・・。^^;

でも海からしか見れない絶景の数々に、すぐにお目々パッチリ!




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自然に出来た観音様像など、珍しい奇岩景勝が次々に展開されます。




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撮影に夢中の奥様。

iPhone落としても買ってやらんからね。(苦笑)




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波が穏やかとはいえ、そこは日本海。

それなりに海流のうねりはあるわけで、 岩の近くスレスレは大迫力です。




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前方に二つ並んだ洞穴が見えてきました。

なんと、アレに船で入るらしい。




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けっこうギリギリです。^^;




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入口から頭上を見上げると絶壁。

ひょえ~~~~! ((((;゚Д゚))))




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船で入れるギリギリまで寄せます。

スゴイ操船技術。




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最深部から後ろを振り向けばご覧のとおり。

いやはや、ここまで入るとは。




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そのあとも畳み掛けるような絶景の数々、

これは海からならではの景色ですね。




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誰かが描いたとしか思えないような自然の模様とか・・




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鋼の錬金術師のアルフォンソ・エルリックに似た岩とか・・ (笑)




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海上アルプスとの通り名は伊達じゃないですね。

様々な表情を見せる景色の変化に時を忘れてシャッターを押します。




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この観光船での写真だけで、ゆうに100枚を超えるという・・。^^;



いや、それほど濃厚かつ あっという間の1時間半でした。

2200円は決して高くないです。 青海島は是非観光船で!(^^)




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存分に堪能して一周の船旅は間もなく終了~。

・・で、やはりこうなるのね。(苦笑)




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さて、いきなり船旅で自転車無関係のようですが、

私の旅に自転車は不可欠なんですよ。


観光船の駐車場にデポして出発。




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昼過ぎなので、まずは腹ごしらえ。




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うに丼が気になったのですが、ひとり3000円はちょっとね。^^;

なので海鮮丼を頂きましたが、これが見た目よりボリュームあって美味しかった♪


瀬戸内の美味さとはまた違った、日本海ならではの締まった感がたまりません。(๑´ڡ`๑)




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食後は先ほど遊覧船でぐるりとまわった青海島へ。

坂をサクサク上れない嫁の為に、歩道を利用して橋を渡ります。


ここ、昔は陸続きだったそうで、 音戸となんか似てますね。




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橋を渡りきったところにある、王子山公園。

雰囲気のいい小道をいくと、すぐに到着。




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渡ってきた対岸の仙崎は、大正から昭和にかけて活躍した童謡詩人、「金子みすゞ」のふるさと。


金子みすゞという人の名前、そして短い生涯だったという事は知ってましたが、

実は彼女の事は全くと言っていいほど知りませんでした。



前知識を何も持たないまま、彼女の人となりに触れてみようというのが今回の旅の目的のひとつ。


そんな気持ちで最初に彼女の詩に触れたのがこれ。




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地元の人が王子山を桜の咲き乱れるキレイな場所に整備しようとしたものの、

肝心の桜は全部枯れてしまって、 その代わりに伐採された切り株から新芽がたくさん出た。


そんな景色の中に、人間の滑稽さと自然の生きる力の強さを見てとり、

更にここから眺める自分の町を愛おしく思う気持ちが

       女性らしい生き生きとした文章で綴ってあります。





私も自転車に乗って自分の町を好きになり、 数々の魅力に気づいたひとりですが、


そういう思いがシンクロし、また彼女の優しい言葉が心地よく、

この詩を読んだだけで、すっかり引き込まれてしまいました。




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青海島に渡って海岸を西へ。

金子みすゞが愛した景勝地へ向かいます。




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と、その道すがらで見つけた趣のある学校。

金曜日の午後なのに子供の声も姿も無いことから、廃校であることがわかります。


サイクリングイベントのエイドステーションにいいな、と思ったり・・。




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そのまま西へ少し進むと、景勝地 「波の橋立」に到着。

外海と中海の間に続く小道が、まるで天橋立のようです。




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左手の雑木林の向こうは外海なんですよ。




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やまもも兄ィ・・ こんなところまでマーキングを・・ 

さすがはツーリスト、 どこにでも現れます。(爆)




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突き当たりから今度は内陸側を通って帰ります。

ステキ道を求めて寄り道しながら。




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・・ 波の橋立、よいところ、
   右はみずうみ、ちょろろの波よ、
    左ゃ外海、どんどの波よ、



 みすゞが愛でたこの景色を 今私らが見ている感慨。




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何時間でもいられそうな場所ですが、 他も見てまわりたいので移動。(笑)

ここ、機会があったら是非 自転車でポタリングしに来て下さい。




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で、再び橋を渡って仙崎へ。

ここ仙崎港は第二次大戦終了後に外国に散らばった兵隊や民間人の引揚げ港として活躍した場所です。


終戦直後の混乱を目の当たりにした町でもありますね。




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仙崎の町の中央を通る 「みすゞ通り」 の北側にある遍照寺。

ここに金子みすゞの墓があります。


偶然見つけたのでお参りすることに。




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お寺にある手押しポンプの井戸が珍しい嫁。

私は昔 近所にあったので懐かしい程度。(笑)




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享年26才。

なぜこんなに若死にしたのかは、このあと訪れる記念館でわかるのですが・・


さすが地元いちばんの有名人、献花と線香が絶えることは無いそうです。




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みすゞ通りというだけあって、 町のいたるところに みすゞの詩が飾ってあります。

通りは寂れていますが、どこか優しく懐かしい雰囲気。


そんな中に「金子みすゞ記念館」はあります。




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みすゞの家は本屋兼文具屋さん。

このことが みすゞを文化人に育てた土壌だったようです。




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当時の屋敷の様子が、部分的ではありますが再現されています。




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二階には みすゞの書斎を再現した区画が。

この机に向かい、大好きな町の通りを優しい眼差しで眺めていたのでしょうか。




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奥の記念館は撮影禁止。

みすゞの短くも輝いていた生涯、 不遇の晩年、

そして残された数々の詩篇・・




彼女の詩はどれもこれも優しくリズミカルで、

郷土愛、家族愛に溢れたものばかり。



だけどどこか儚く切ない気持ちになるのは、

彼女の生き様がそうさせるのでしょうか。




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みすゞの生誕の地でもあり、終焉の地でもあった仙崎は、

町中が みすゞの詩で溢れています。


まるで今もここに住んでいるような息づかいで。




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散々町中をポタリングし、 今夜の宿、湯本温泉へ。




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どこにでもあるような、ひなびた温泉宿。

いい雰囲気です。(^^)




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お湯はトロットロでお肌すべすべ、 芯からあったまります。

宿は古めだけど、それがまたいい感じ。




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そして枕元には みすゞの詩集。

旅はもう少しだけ続きます。




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自転車を媒体に瀬戸内の魅力を発信する目的で
「瀬戸内サイクルメディア」の活動を開始しました。

同時に気楽な自転車仲間の社交場として「呉ポタリング倶楽部」も継続しております。

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